あの津波、もし銀座だったら…あの日あの時の女川町


あの津波、もし銀座だったら…という見出しではじまるヤフーの広告が今、話題となっている。気象庁が岩手県大船渡市で観測した高さ16.7メートルの津波の痕跡。それは「ちょうどこの高さ」とビルの4階天井付近に、赤い帯線の上に白字で書かれてある。銀座でそれを見上げた人々は、一体どう思うだろう…。写真は津波により高く打ち上げられた自動車。ビルの上で横転している。もう一枚の写真は目測で約20m上のフェンスに突き刺さる瓦礫。いずれも震災直後の女川町で撮影した。あの日あの時そこには想像を絶した光景が広がっていた…広告には「この高さを知っているだけで、とれる行動は変わる。あの日を忘れない。それが、一番の防災」とも書かれてある。明日11日で震災から丸6年。明日も6年後のあの日あの時は女川町で迎える予定だ。

 ビルの屋上で横転する車(女川町黄金町付近で撮影)
ビルの屋上で横転する車(女川町黄金町付近で撮影)
目測で約20m上にあるフェンスに突き刺さる瓦礫(女川町荒立地区付近で撮影)
目測で約20m上にあるフェンスに突き刺さる瓦礫(女川町荒立地区付近で撮影)

あの津波、もし銀座だったら… ヤフーがビルに広告幕:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK377DPDK37UTIL0BS.html


投稿者: Kenichiro Hiramoto

平本 謙一郎 神奈川県出身 國學院大學経済学部経済学科卒 / 國學院大學大学院文学研究科文学専攻高度国語・日本語教育コース博士前期課程修了 國學院大學研究開発推進機構学術センター共同研究員 元在日インド大使館日本語講師 前岩手県復興局震災津波伝承課いわてTSUNAMIメモリアル解説員(日・英) 現公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構企画事業部事業課東日本大震災・原子力災害伝承館勤務兼2020年4月東日本大震災・原子力災害伝承館兼慶應義塾大学大学院政・メ研究科後期博士課程在籍 東京消防庁上級救命技能認定証 Kenichiro Hiramoto From Kanagawa Pref, JP, Bachelor of Economics, Kokugakuin Univ., Japanese Applied Linguistics, M.A., Graduate School of Kokugakuin Univ. Collaborative Researcher of Kokugakuin Univ. Organization for the Advancement of Research and Development, Former Japanese Instructor of EOI, Tokyo. Working for Iwate Prefectural Government, Bureau of Reconstruction as an Official Guide Staff for Iwate TSUNAMI Memorial Museum in Iwate. Belonging The Great East Japan Earthquake and Nuclear Disaster Memorial Museum and Japan-India Institute, SFC Keio Univ. Grad School PhD course at present. Tokyo Fire Department Advanced lifesaving skill certificate

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