2011年3月28日から4月10日まで、インド国家災害対応部隊(National Disaster Response Force:通称NDRF)と行動を共にし、3月30日から4月5日までの7日間、宮城県女川町の災害救助および行方不明者捜索活動に従事した。そこで僕らが目にしたものは、想像を絶する巨大な津波が、町を一気に飲み込んだ形跡と大量のガレキの山、そして地上に剥き出しとなった住居の土台だけだった。
29日の午後女川町に到着すると、女川町仮役場災害対策本部よりその日のうちに住宅地図を手渡された。だが、その日は日照時間の関係上、現場の視察だけに終わり、翌30日から本格的な捜索活動が開始された。
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