いよいよ3月10日(日)開催|仙台防災未来フォーラム2019

プレゼンテーション|大規模災害時における国際緊急援助隊の役割|言葉と文化の壁を越えて―東日本大震災インド国家災害対応部隊NDRF女川町での救援活動を中心に―|仙台国際センター@15:50-16:40


いよいよ3月10日(日)開催|仙台防災未来フォーラム2019

大規模災害時における国際緊急援助隊の役割|言葉と文化の壁を越えて―東日本大震災インド国家災害対応部隊NDRF女川町での救援活動を中心に―

プレゼンテーションは@15:50-16:40|仙台国際センター展示棟会議室3-A| フォーラム全体の詳しい情報は 仙台防災未来フォーラム2019ホームページ / 仙台防災未来フォーラム2019フェイスブック をご参照ください。

『言葉と文化の壁を越えて。。。東日本大震災で壊滅的な被害を受けた女川町。インドから初めて日本へやって来た46名の救助隊員たち。現場で実際にあった出来事を中心に、国際緊急援助隊の役割、災害時通訳のあり方、何をどのようにすればよかったのかなど、当時を振り返りながら、今後の防災・減災について考えます。』

プレゼンター( 元インド隊NDRF災害時通訳兼コーディネーター)

國學院大學研究開発推進機構学術資料センター共同研究員 平本謙一郎 

インド大使館ヴィヴェーカナンダ文化センター職員 渡邊太一

予定


陸前高田市戸羽太市長による国連での演説(世界津波の日/津波防災の日)


2018年11月5日ニューヨーク国連本部にて2018 World Tsunami Awareness Day(世界津波の日2018)総会が開催された。世界津波の日制定の経緯については 拙稿ブログ http://www.ndrf-onagawa311.info/今日11月5日は津波防災(世界津波)の日です-1173.html をご参照ください。第3回目となる今年の総会は約2時間にわたり、現地時間5日午後1時50分(日本時間6日午前3時50分)岩手県陸前高田市戸羽太市長が、英語で約10分間のスピーチを行なった。スライドを用いて2011年3月11日東日本大震災の陸前高田での当時の被害状況、今後の市の復興計画について説明した。そのアーカイブ映像は国連のUN Web TVで配信している。(↓↓下の動画をクリックして戸羽市長の演説の様子をご覧ください。↓↓)

11・6追加情報

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第2回インド女川学会のお知らせ



来る10月20日國學院大學平成30年度ホームカミングデーにて、第2回インド女川学会を開催いたします。震災以降に交流がはじまったインドと女川町。その交流を軸にインドについて、女川について考え、それを発表する場。それがインド女川学会です。第2回インド女川学会の日時とプログラムは以下の通りです。今回もインド大使館の協力により、大使館VCC専属ヨガ講師のへマント・シャルマ先生による座りヨガの実演もあります。座ったままの状態で簡単にできるヨガです。皆さま奮ってご参加ください。※入場無料です。

第2回インド女川学会
日時:2018年10月20日(土)14:00~16:30
会場:國學院大學渋谷キャンパス3号館3307教室

プログラム(開場13:30~)

14:00-14:10 開会のことば

14:20-14:50 東日本大震災でのインド国家災害対応部隊NDRFの活動および当時の女川町の被害状況について②(國學院大學研究開発推進機構学術資料センター共同研究員 / インド隊通訳 平本謙一郎 氏)

15:00-15:30 ナマステ・インディア in 女川町と日印の文化交流について(元・東京家政大学付属女子中学高等学校芸術科書道講師37年勤務 / 現・同校書道部コーチ・同大学ヨーガ講座講師 / 日本インド学生会議創設者 長浜浩子 氏)

15:40-16:10 特別ヨガ・デモンストレーション(インド大使館VCC専属ヨガインストラクター へマント・シャルマ 博士)

16:20-16:30 閉会のことば(~17:00閉場)

会場:國學院大學渋谷キャンパス3号館3307教室
住所:〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28
主催:インド女川学会 協力:在日インド大使館
ポータルサイト:http://www.ndrf-onagawa311.info/ナマステ・インディア in 女川町公式ツイッター:@namaste_onagawa



 


ナマステ・インディア in 女川町 2018



今年も女川町にナマステ・インディアがやって来る!来たる5月4日(金・祝)日本最大級のインドの祭典、ナマステ・インディアが女川町にやって来ます。入場は無料で、会場は女川町まちなか交流館です。開場10:30/開演11:00〜16:00まで。今年はインド政府ICCR派遣オリッシー舞踊「ソナリ・モハパトラ舞踊団」を筆頭に、インド人・日本人を含めたダンサーたちが、ステージで華麗な舞を披露します。その他、ヨガ体験やサリーの着付け体験、インドのスナックやカレーなどの物販販売、インド文化紹介コーナー、そして今年もインド往復航空券が当たる!?ステージ大抽選会も予定しています。抽選券は当日会場でお配りしますので、GWはぜひ女川へ!

ナマステ・インディア in 女川町 2018 ①
ナマステ・インディア in 女川町 2018 ①

ナマステ・インディア in 女川町 2018 ②
ナマステ・インディア in 女川町 2018 ②

なお、今回は5月3日(木・祝)に「ソナリ・モハパトラ舞踊団」が、在日インド大使館公演に先駆けて、女川町で一回だけの特別公演を行ないます。舞踊団のプロフィールについては、こちらのポスターをご覧ください。会場は女川町まちなか交流館です。時間は14:00〜14:40です。貴重な機会をお見逃しなく!

ソナリ・モハパトラ舞踊団
ソナリ・モハパトラ舞踊団 ①

ソナリ・モハパトラ舞踊団 ②
ソナリ・モハパトラ舞踊団 ②


月命日(7年前と7年後の女川町)



今からちょうど7年前の女川町。国道沿いには大量の瓦礫の山。この場所で女川湾から1km以上の地点。震災前はここから海も見えなかったし、住民でさえここまで津波が来るとは誰も思わなかった場所。それがこの付近。しかも到達した津波の高さは有に15m以上。場所によっては20mを超えていた。その様子は山の法面に付着した瓦礫や布などによって見てとれた。その凄まじさは津波の高さまで打ち上げられた住宅の屋根や車などが物語っていた。

宮城県牡鹿郡女川町鷲神浜国道398号線(女川街道)付近 Around Route 398, “ONAGAWA KAIDO ROAD", Washinokamihama, Oshikagun Onagawacho, Miyagi Japan
宮城県牡鹿郡女川町鷲神浜国道398号線(女川街道)付近
Around Route 398, “ONAGAWA KAIDO ROAD”, Washinokamihama, Oshikagun Onagawacho, Miyagi Japan

今、女川の町は急ピッチに復興が進んでいる。ここと同じ場所もかさ上げ工事が完了し整備され、新しい土地の上に災害公営住宅が建てられ、先々月末ようやく被災住民にその鍵が手渡されたばかりだ。7年後の3月11日。同じ場所に降り立ってみると、そこには新しい町があった。以前の面影はわずかな手掛かりを残すのみとなっていた。あの日あの時のことを想像すらできない。

 2018年3月冒頭の写真とほぼ同地点の様子
2018年3月ほぼ同地点の様子

話は変わって、先月下旬初めてタイ王国プーケット島のカマラビーチを訪ねた。今から14年前に起きたスマトラ島沖大地震の津波と被害を忘れないための津波祈念公園があるビーチ。ビーチに着いてもその当時の面影は全く無い。何があったのか想像もできない。もちろん防潮堤もない。でも、教訓はしっかりと生かされていた。津波危険エリアの明示と避難経路の確保。津波警報システムの導入などにだ。そして、その時に一番心に響いたのは実際の当時の写真だった。写真は良きにつけ悪しきにつけ雄弁だ。ありのままの現実をそのまま突きつける。でも、それは災害を他人事ではなく、自分事として考える一つのキッカケでもあり、またその事実が防災や減災について考える原点でもあることに改めて気づかされた。

時間とともに、記憶とともに、時代とともに、風化は進む。でも、決して忘れてはいけないこと。語り継いで行かなくてはならないこと。冒頭の写真が自分を守り、他人を守り、家族を守り、仲間を守る。災害から生命や財産を守る。そのことを考えるキッカケとなって貰えると有り難い。そして、新しく生まれ変わった町、女川へ皆に来てもらえると嬉しい。7年と1ヶ月の経つ東日本大震災の被災地は、まもなくその時を迎える。

当時目測で高さ30mほどはあった山の法面はその半分ほどに。一部法面の先端が地上に出ているだけだったので、かろうじてそこがどこであるのかわかる程度にまで、かさ上げ工事は進んでいた。場所の特定をするためのそれが唯一の手がかり。奥に見えるのは荒立災害公営住宅。
当時目測で高さ30mほどはあった山の法面はその半分ほどに。一部法面の先端が地上に出ているだけだったので、かろうじてそこがどこであるのかわかる程度にまで、かさ上げ工事は進んでいた。場所の特定をするためのそれが唯一の手がかり。奥に見えるのは荒立災害公営住宅。


月命日(女川町、集合型災害公営住宅の整備完了 荒立住宅で入居式)



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宮城県牡鹿郡女川町鷲神浜字荒立付近 Around Aradate, Aza, Washinokamihama, Onagawa-cho, Oshika district, Miyagi Pref.

今日は震災から6年11ヶ月目の月命日。来月で丸7年を迎える被災地は今。先月末に嬉しいニュースが入って来た。

女川町、集合型災害公営住宅の整備完了 荒立住宅で入居式 | 2018/1/29 – 河北新報 https://this.kiji.is/330464601417663585

先月28日に荒立地区のかさ上げ工事が終わり、すべての集合型災害公営住宅561戸が完成し、そのうち60戸の「荒立住宅」の入居式が行われたといった内容のものだ。あの日あのとき。それまでの生活があった。これからふたたび新しい生活がはじまる。でも、被災地全体からみれば、それはまだほんの一部。訪れるたびに変わる女川。またその地に行って、この目でたしかめて来よう。まもなくそのとき。合掌


月命日(女川町消防団出初式|津波避難の合言葉)



2018年1月5日女川町消防出初式が新しく整備されたJR女川駅前を中心に開かれた。女川町の出初め式は東日本大震災後、女川魚市場周辺で行ってきたが、今年は復興が進む町中心部に会場を移して初めて実施。震災後これまでは規模を縮小して行なわれていた行進出初式も、今回は110名の消防団員と15台の車輌を動員して行われ、そのパレードも復活した。最後には写真にもあるように色とりどりの一斉放水がイベントに花を添えた。

あの日あの時。インド隊と女川町消防団は現場で連携して行方不明者の捜索に当たっていた。事前の取り決めとして、行方不明者が発見された時は、まずは現場にいる警察に報告、そして現場での検証が済むと、女川町消防団の車両の出番となる。ブルーシートに包まれた行方不明者を車両に載せて、ご遺体を遺体安置所まで運ぶ。その役割をこの車輌が担っていた。

女川町消防団の緊急車両
女川町消防団の緊急車両

あれから今日で6年と10ヶ月。町とともに町の組織も徐々に整いつつある女川町。最後に女川消防署のこちらの標語をご紹介して結びとしたい。
(以下、女川消防署HPより一部抜粋)

津波避難の合言葉は・・

みなさん、子どものころ、火災避難訓練の時に、合言葉として「おはし」(「お」 おさない・「は」はしらない・「し」しゃべらない)と教えられ、避難した記憶 があると思います。

そこで女川消防署では津波避難の合言葉として「ひもでひく」を提案し今後 の津波での被害を食い止めたいと考えています。

○ひ ・・「避難を呼びかける」 避難しながら周りの人達に避難を呼び掛けてください。

○も ・・「戻らない」 一度避難したら自宅等に忘れ物をしても絶対に戻らないでください。

○で ・・「できるだけ高い所に逃げる」 津波の高さは予想を超えることがあります。できるだけ高い所へ逃げてください。

○ひ ・・「引き止める」 自宅等へ戻ろうとする人がいたら、戻らないように止めてください。

○く ・・「車に頼らない」

車で避難しようとすると渋滞が起き、避難に時間が掛かってしまい ますので、車での避難はできるだけ避け、徒歩や自転車等で逃げる ようにしてください。

(了)


月命日(東日本大震災・復興支援まつり2017inみなとみらい)



今日11月11日は東日本大震災から6年と8ヶ月目の月命日。今日は横浜みなとみらいの臨港パークでこちらのイベントが開催されます。

女川港大漁獅子舞まむしさんによる獅子舞(獅子振り)は午後12時45分からです。

女川の復興のいぶきを感じるまむしのステージを、横浜のはまかぜとともにお楽しみください!

11月11日(土)10:30~14:30 雨天決行
臨港パーク(パシフィコ横浜・屋外エリア)
・「みなとみらい」駅徒歩5分
・「桜木町」駅徒歩12分

東日本大震災・復興支援まつり2017inみなとみらい
東日本大震災・復興支援まつり2017inみなとみらい

東日本大震災・復興支援まつり2017inみなとみらい②
東日本大震災・復興支援まつり2017inみなとみらい②

東日本大震災・復興支援まつり2017inみなとみらい③
東日本大震災・復興支援まつり2017inみなとみらい③

東日本大震災・復興支援まつり2017inみなとみらい④
東日本大震災・復興支援まつり2017inみなとみらい④


大槌町が震災アーカイブ「~つむぎ~」を公開



東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町。その大槌町が被災状況や復興の様子を後世に残し、災害の教訓を伝承するため平成29年度8月8日震災アーカイブサイト「~つむぎ~」の公開を始めた。

大槌町震災アーカイブサイト「~つむぎ~」
大槌町震災アーカイブサイト「~つむぎ~」 https://archive.town.otsuchi.iwate.jp/

同サイトはふりがなをつけたり、本文を読み上げたり、画面上の文字サイズを小さく・標準・大きくと3段階に分けて表示できる。インターネットを通じてパソコンやスマートフォンなどで閲覧できるほか、同町末広町に来年3月完成予定の複合型施設「おしゃっち」の2階に震災伝承室を整備。電子機器を利用する機会のない高齢者向けに液晶タッチパネルを設置する予定だという。実際に使ってみたが、読み上げ機能以外は特に問題なくアクセシビリティ機能と対応が充実しているのが特長だ。読み上げでは若干不自然なところが見受けられたが、ITプログラム技術の発展にともない、徐々に改善していくだろう。今後は資料を更新しながら県や国立国会図書館の震災アーカイブとの連携も図るという。(以下、9月28日付岩手日報より)

国立国会図書館の震災アーカイブといえば、このサイトにもリンクしてあるが、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」-  http://kn.ndl.go.jp/#/ で、インド隊NDRFの日本での行方不明者捜索の活動状況を示す写真も数百点収められている。写真は同サイトのキーワード検索、「インド」「女川」「NDRF 」などのキーワードで検索ができる。こちらも災害に関する今後の教訓の伝承や、防災教育に役立てていただければ幸いだ。