月命日(おながわ秋刀魚収獲祭とナマステ・インディア)


今日は東日本大震災から6年と6ヶ月目の月命日です。震災で甚大な被害を受けた町、宮城県女川町。あれから6年と6か月。時間の経過とともに、町も徐々に復興を遂げつつあります。そんな女川町で震災前から数えて20周年となる「おながわ秋刀魚収獲祭2017」が、今年も9月24日(日)に開催されます。「新しく生まれ変わりつつある町」女川へ足を運んでみませんか?

また、女川町へはちょっと時間的に難しいという方に朗報です。9月23日(土)24日(日)の2日間、代々木公園で「ナマステ・インディア2017」が開催されます。国内最大級のインドの祭典ですが、震災以降ご縁のあった町、女川町を応援するブース「女川町ハウス」が、今年もナマステ・インディアに登場します。ブースでは女川町の物産も販売いたします。都内でお時間のある方は是非。

ナマステ・インディア in 女川町とは? 震災を機にはじまったインドと女川の文化交流。その関連情報をツイッターで配信しています。ツイッターアドレスは https://twitter.com/namaste_onagawa アカウントは @namaste_onagawa です。


今日9月9日は救急の日


今日9月9日は救急の日。よこはま救急消防フェア2017が開催されます。以外、横浜市民防災センターウェブサイトより。今年は横浜ではおなじみの愛と勇気とさんま実行委員会による「さんま炭火焼無料配布」と、円谷プロでおなじみの「ウルトラセブン」が会場にやって来ます!

よこはま救急消防フェア2017|お知らせ|横浜市消防局 横浜市民防災センター
9月9日は「救急の日」です。また、9月3日から9月9日「救急医療週間」となっており、市民の皆様に救急業務への理解と認識を深めていただくとともに、体験型のイベントを通じて楽しく自助・共助を学ぶことで大規模災害等に備えてもらうきっかけを提供するため、「救急消防フェア」を開催します。

新規情報 ★☆当日の横浜消防音楽隊 演奏スケジュールを公開しました。☆★
■日時■
平成29 年9月9日(土) 午前10 時から午後3時まで
■会場■
横浜市民防災センター
■内容■
屋外イベント
救急車、消防車の展示、はしご車搭乗体験、各種消防体験、企業協賛による飲食・物販ブース、東日本大震災・熊本地震復興支援ブース(サンマ配布・名産品の物販) など
※ はしご搭乗体験は、午前9時30 分から整理券を配布(先着40 名)

屋内イベント
横浜市消防音楽隊による演奏、AED 体験、119 番通報体験、救急隊搬送体験、ワークショップ(新聞紙でスリッパをつくろう、救急車のペーパークラフト)、小児救急関係パネル展示 など
スペシャルイベント
ウルトラセブンショー(クイズ大会、撮影会など)
※撮影会は午後0時30分から整理券を配布(先着50名)

NEW横浜消防音楽隊 演奏スケジュール
第1回 10:30~11:00 アンサンブル演奏(クラリネット四重奏) 【屋外】
第2回 12:00~12:30 アンサンブル演奏(クラリネット四重奏) 【屋外】
第3回 13:30~14:00 アンサンブル演奏(ギター&ボーカル) 【屋外】
第4回 14:30~15:00 吹奏楽演奏 【屋内訓練室】
※天候等により演奏場所及び時間の変更、中止となる場合があります。

よこはま救急消防フェア2017
よこはま救急消防フェア2017

http://bo-sai.city.yokohama.lg.jp/info/29kyukyu


【今日9月1日は防災の日】できることからはじめよう。


今日9月1日は防災の日。8月30日~9月5日までが防災週間となっている。この間防災・減災についてのさまざまなイベントや催しが企画されている。政府主催のものとしては、本日9月1日に行われる予定の総合防災訓練がある。

政府の総合防災訓練は午前7時すぎに、東京23区を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、各地で震度7や6強の激しい揺れを観測したという想定で行われる。

災害の規模やタイプにより、もちろんその後の避難行動は変わるだろう。でも、避難場所は共通の場合が多い。被災後の行動や避難所の確認、家族・知人・友人どうしで、命を守る防災・減災について、改めて思いを馳せる日としたい。

写真は東日本大震災での被災してまもない、宮城県女川町の状況。あのときは避難所でさえ決して安全なところではなかった。「うちは大丈夫だろう…」自然災害に対するそんな心のすきま、ちょっとした油断が、多くの命を奪っていった。

阪神大震災以降の教訓としては、公助から共助へ。共助から自助へ。防災から減災へと、被害とともに災害に対する私たちの取り組みも変化した。昨今特に世界的規模で激甚化する自然災害とはどう向き合うのか。災害大国日本の大きな課題である。

まずはできることからはじめよう。幸い大規模災害はいつ来るかわからない反面、頻繁に来るものでもない。時間はある。いつか必ずやって来るそのときに備えよう。

避難所だった女川町老人憩の家寿楽荘
避難所だった女川町老人憩の家寿楽荘
津波に飲まれたコリラックマ
津波に飲まれたコリラックマ
自衛隊による行方不明者の捜索
自衛隊による行方不明者の捜索
インド隊による行方不明者の捜索
インド隊による行方不明者の捜索
女川町消防団の緊急車両
女川町消防団の緊急車両
 


サイン


前回、前々回と幟や旗などのサインについて言及したが、このようなサインは非常事態、災害時に特に効果を発揮する。次の写真は東日本大震災で重大な被害を受けた宮城県女川町で実際にあったケースだ。

阿部養建設
震災直後に立てられた『皆無事アベヨウ皆無事です』の立て看板

「皆無事アベヨウ皆無事です」宮城県女川町の被災現場で掲げられたこのサインの意味するものは深い。まずはここにいたこの会社の従業員が皆無事であったこと。この会社の従業員に関しては安否確認が取れたということだ。これは行方不明者の捜索に当たった自衛隊や消防・警察、そしてインド隊にとってどれほど有り難かったことか。このほかこの辺りではレストランすえひろによる同じような安否を伝える立て看板があった。逆に言うと、その地区にはそういったサインが2つしかなかった。

絶望的な状況下での一筋の光。皆このサインにどれだけ勇気づけられたことか。また、実際の行方不明者の捜索にあたり、このような現場での安否情報は貴重だ。捜索計画を立てる際にも大いに参考になる。偶然この立て看板を作った阿部養建設の阿部社長に、当時のお話を伺う機会を得たので、そのときの状況を直接聞いてみたことがある。すると、この立て看板のアイデアは阪神淡路大震災からヒントを得たのだという。詳しい説明はまた別項に譲るが、私たちも緊急時災害時被災時に「何を誰にどのによう伝えるのか」今後の防災のあり方を考えるきっかけとなる示唆に富む事例だ。


津波避難訓練とオレンジフラッグの意味


7月22日神奈川県鎌倉市の市内3か所の海水浴場で津波避難訓練が行われた。報道によると約2000人の海水浴客などがこの訓練に参加したという。

そこに登場したのが「オレンジフラッグ」。このオレンジ色の旗は津波警報を知らせるサイン。津波を知らせるサイレンがなると、ライフガードや海の家の関係者が、この「オレンジフラッグ」を振って、海水浴客に海からの避難を呼びかける。時にサイレンや防災無線などは屋外だと風に流されて聞こえにくくなったり、場所によっては聞こえづらいところもある。ましてや、海岸から離れた沖にいるケースや、聴覚障害者、日本語のわからない外国人などにとっては、この「オレンジフラッグ」の意味がなんであるのか?知っているのと知らないのとでは避難の初期行動に大きな違いが出る可能性もある。松尾市長のいうように全国的に「オレンジフラッグ」=「津波」の認識を高めていくことが大切だ。

最後に、鎌倉市が作成した津波シミュレーション動画のリンクをひとつ。
『強い揺れが長く続いたら…津波!』『海から離れ高いところへ足で避難』これが原則。
鎌倉市沿岸の場合、津波到達時間は約8分といわれています。これからいよいよ海水浴シーズン。もしもの時の避難経路の確認も忘れずに。

鎌倉市/鎌倉市津波シミュレーション動画 鎌倉で津波から生きのびる https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/sougoubousai/tunamisim2804.html


<港北区>大地震時の医療体制を変更、診療が可能な近隣の病院などを活用!


神奈川県横浜市港北区ではこの7月から次のような取り組みを実施している。(以下、新横浜新聞7月20日付記事より)

変更の理由としては、『各医療機関のスタッフや使い慣れた診療場所・医療資機材などを最大限に生かすためとし、大地震の発生後は、診療が可能な診療所や薬局は「診療中」「開局中」と書かれたのぼり旗やフラッグを掲出し、速やかに診療を開始する形』としている。

このようなのぼり旗やフラッグなどのわかりやすい形での告知や掲示は災害時、特に直後の連絡手段として重要だ。

災害から命を守るために
災害から命を守るために
大地震に備えて、3つのお願い
大地震に備えて、3つのお願い

参考資料 平成27年度横浜市救急・災害医療連絡会 次第 http://www.city.yokohama.lg.jp/iryo/kyukyu-saigai-renrakukai/20151216shiryouisshiki.pdf


月命日(7月11日11時56分頃、鹿児島県薩摩で震度5強の地震)


7月11日11時56分頃、鹿児島県薩摩で震度5強の地震が発生。震源地は鹿児島湾。震源の深さは約10km、地震の規模はM5.2と推定される。この地震による津波の心配はなかった。気象庁ではこの地震に対して緊急地震速報を発表している。

このところ地殻変動が活発化しているようにみえる。先月今月と震度5クラスの地震が立て続けに発生している。以下、データは日本気象協会の過去の地震情報サイトから。

  • 2017年7月11日 11時56分頃 鹿児島湾 M5.2 5強
  • 2017年7月2日 0時58分頃 熊本県阿蘇地方 M4.5 5弱
  • 2017年7月1日 23時45分頃 胆振地方中東部 M5.1 5弱
  • 2017年6月25日 7時2分頃 長野県南部 M5.6 5強
  • 2017年6月20日 23時27分頃 豊後水道 M5.0 5強 

    ここ20日あまりで震度5強が3回。震度5弱が2回。合計5回も発生している。そして範囲も発生時期が新しいものから、九州地方・北海道・長野県・豊後水道と広範囲にわたっている。

    これは一体何を意味するのだろう。

今日7月11日は奇しくも東日本大震災から6年4ヶ月目の月命日。14時46分。あの日を忘れることなく、防げたはずの悲劇を繰り返さないためにも、これから13時15分より気象庁で行われる地震のメカニズムにについての記者会見の内容に注目したい。

トップ > 地震情報 > 過去の地震情報(震度5弱以上) http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20170711115639.html


月命日( 河北新報 震災アーカイブ)


今日6月11日は東日本大震災から6年3ヶ月目の月命日。河北新報震災アーカイブでは、通常は震災関連記事の見出しのみ公開していますが、毎月11日の月命日には紙面に掲載された形で記事を検索することが可能です。震災関連記事約8万件を自由に検索・閲覧できます。http://kahoku-archive.shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/kahokuweb/;jsessionid=4581B4BDDFE6713C26F603FB1B8796FF?0

また、インド国家災害対応部隊(NDRF)の活動記録も国立国会図書館東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」-  http://kn.ndl.go.jp/#/
で約700件を自由に検索・閲覧できます。こちらはキーワード検索で「インド」「女川」「NDRF 」「INDIA」などを直接ご入力ください。

津波被害 鷲神浜字大道
女川町 津波被害 鷲神浜字大道 オナガワチョウ ツナミヒガイ ワシノカミハマアザオオミチ
注:写真には地震・津波・火災などの被災現場写真が多く含まれています。閲覧により精神的ストレスを生じる可能性もあります。閲覧の際はその点も十分ご注意の上でのご利用をお願いいたします。


日印友好交流年とは?


今年2017年は日印友好交流年です。『2016年11月,モディ・インド首相が訪日した際,安倍首相との間で,日印間の人の交流をさらに活発化させるため2017年を日印友好交流の年とすることに合意しました。折りしも2017年は,日印文化協定発効60周年にあたり,日本及びインドの両国において様々な交流事業を実施する予定です。こうした事業を通じて,両国の友好関係を更に強化し,様々なレベルと分野での交流が深化し,相互理解が一層増進されることが期待されます。』(以上、外務省ウェブサイト http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sw/in/page25_000626.html より一部抜粋)そして、その日印友好交流年記念事業として、当サイトおよびそれに準じた事業および企画も、その認定を受けましたことをご報告いたします。つきましては、いままで以上に日印両国の相互理解と相互交流に資するような活動を続けて参りたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

日印友好交流年記念事業一覧 http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sw/in/page25_000627.html

【東日本大震災インド国家災害対応部隊NDRFの活動記録】 – Activity Record of “NDRF” National Disaster Response Force from India to Japan in March 11th disaster –

日印友好交流年記念行事公式ロゴマーク
日印友好交流年記念行事公式ロゴマーク

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」とは?


そして、その「ひなぎく」 には 宮城県 女川町で行方不明者 の捜索に活動したインド隊NDRFの記録写真約700枚も収められています。検索キーワードは india、ndrf、onagawa 女川 などです。

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」のサイトはこちらです。http://kn.ndl.go.jp/#/