6月24日新型コロナウイルスの影響で、一ヶ月遅れの慰霊祭が開催された。1960年南米チリ沿岸で発生した、観測史上最大マグニチュード9.5の超巨大地震は、巨大津波を引き起こし、その津波は約23時間後の5月24日に日本の沿岸部に到達。大きな被害を出した。特に岩手県大船渡市では国内最大の死者・行方不明者53名を数え、その教訓を後世に伝えるために、その翌年61年には加茂神社の境内に津波警報塔が建てられ、今回の慰霊祭ではその塔の由来を記した説明板の除幕式も行なわれた。今回その塔の土台の幅が5m、塔の高さが24m、チリ地震津波襲来の5月24日にちなんで建てられていることを初めて知った。東日本大震災でも多くの命を救った大船渡加茂神社。ぜひ一度足を運んでほしい。
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